goosebumps : 鳥肌

来週第52回スーパーボウルが開催されるが、遡ること16年前、ラムズペイトリオッツ第36回スーパーボウル。この年からスターターになった二年目QBのトム・ブレイディ対、オフェンスにタレント揃いで前年優勝したラムズの対戦。ラムズの連覇濃厚という戦前の予想に反し、前半ペイトリオッツが善戦。しかし後半に入ってラムズが巻き返し、残り1分強でラムズが同点に追いついた。

 

タイムアウトなし、自陣奥深くという状況で、テレビ解説をしていたジョン・マッデンは、ペイトリオッツは攻めないで、時間を潰して延長戦に持ち込むべきと解説で言っていた。

 

ちなみにジョン・マッデンを日本人に例えるなら、ノムさんかな。名監督であり、それ以上に名解説者だった。そして、それに加えてアメフトのゲームソフトまで出してそのソフトがアメリカでは凄い人気!

そんなジョン・マッデンの忠告に反して、ペイトリオッツは、トム・ブレイディに賭けた。それに応えて、ブレイディは試合終了間際にフィールドゴールを決めれるところまで、オフェンスを導き、結果的にペイトリオッツとトム・ブレイディは初優勝を果たす。

 

そのシリーズのトム・ブレイディの姿を見て、ジョン・マッデンが言ったことが、

" What Tom Brady just did,  gives me goosebumps"

へぇー、鳥肌ってgoosebumpsって言うことを初めて知り、なんか日本語と似ているなーって、その解説を聞いていて思ったのを思い出す。

あの一つのオフェンスドライブで、トム・ブレイディの凄さに気付くってジョン・マッデンってやはり凄いなー。

(入団当初の大谷翔平に二刀流なんて野球を舐めていると言っていたノムさんより、将来性を見る目は違うかなって)

 

だけど、マッデンもトム・ブレイディがここまでになるとは予想だにしなかったのでは。


Final drive of Super Bowl XXXVI